August Owl はやさしい

 

 

 

こんにちは!正太です。

今回友だちのバンド【 August Owl 】が書いていいよーとのことだったので彼らのことをブログにしました!

 


よかったらよんでね!(^ω^)

それではれっつごー!

 

 

 

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August Owl は優しいバンド。

誰も悪くないからね!って言う優しいバンド。

 

 

 

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”優しさ”ってなんだろね?って思うんですねー、よく。


だから優しいなって思う人をじーっと見てたりしたんですけど、そしたら共通する点を見つけたんですよね。
それは傷つきやすいこと。やさしければやさしいほど繊細な感受性をもってるからでしょうかね。

しかもその先に、


やさしすぎて傷ついたので強くなってしまった人とか、
やさしすぎて傷ついたので閉じこもってしまった人とか、
やさしすぎて傷ついたので同じことをしないようにした人とか、

性格が極端になっていく人が多い気がしたんですよね。

 

 


だから August Owl は不思議やなーって!

なんで 誰も悪くないよ、って言うようになったのかなって。

 


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もともと彼らのバンドは激しい音楽でした。Jロックってかんじ!歪ませたギターかき鳴らして想いを叫ぶような。

でも昔から歌詞のほうがちょっと変わってました。

 

 


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「Two Sides Of The Same Coin」


※二つの間を行ったり来たりで
もたれかかる事は出来なくて
快楽だけを知ってしまえば
そこには何も残らないから

最果て目指したって 誰かが後ろを振り返ってるんだ
欲していなかったはずの過去の自分を思い出して
そして どうして 消えてしまうんだ
またループして それでよかったんだ

それでも皆快楽目指して
何も残らないはずなのに
丁度良く保たれていたんだ
犠牲になっただけだったのか

最果てに行ったって そこには何の価値も見当たらない
誰かが目指している事は意味の無い事だったんだろう
きっと それも 全部正しいんだ
何も間違ってる事じゃないだろう



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なんか… かなしい…

 

価値ないのに… 間違ってることじゃないんだろうって… なに…? どういうこと…?(^ω^)


君のそれもこれもあれも、間違ってることじゃないんだろう、、、?みんな仕方ないよね、、、(遠い目)みたいに言われた気がした。あれ?同情されたんかな?

 

 


ロックの精神の中には ”反骨心”も入ってると思うんですけどシンプルに 負けるかクソがウオオオオオオ!!!!!!!ってなってるというより、

 

①私はこれを疑問におもいました
②世間じゃしょうがないか、、、
③やっぱり気になっちゃう
④でも世間はそうよねみんなも正しいもんねそうよね


結論:なんか俺はしっくりこんけどしょうがない

 


みたいな感じでした。何百年前とかの村の端っことかに住んでた哲学者みたい。ウケる。

(ちなみにVo.おおかわちはやっぱり哲学の授業でAの評価とってた)

 

 

 

そんな彼の今の歌詞がこちら。

 

 

 

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「daydream」

 

並ぶビルの隙間から空を見上げていた
ゆっくりと流れてく雲が愛おしくて

君が話した言葉の意味がわかったのに
働く街の中では何の意味も無いのさ

悲しくなんてなかった 僕だけが知ってるから
綺麗なものはいつも 脆く不安定みたいだ

愛を忘れた言葉がまた今日も誰かに刺さる
誰も悪くはない 誰も悪くないのさ

明日も続いていく ずっと生活のために
大事なものはみんな 違う場所にあるみたいだ

愛を忘れた言葉がまた今日も誰かに刺さる
誰も悪くはない 誰も悪くないのさ

僕は愛したい そんな日々だって愛していたい
誰も悪くはない 誰も悪くないから

 


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…(^ω^)

 

なんか愛に溢れてる。

 

僕もめっちゃ日々愛そうとしてるし周りがつい愛忘れちゃっててもゆるしてるし心広くなってない?遠い目で悩みつづけた結果?

 

 

 

この変化の理由を彼に聞いてみたところ、


「いろいろ考えてたけどなんか就職したら
ふつうにみんな大変なんだなっておもった」


とのことでした。

哲学者は一回社会でふつうに働いたほうがいいのかもしれないね。すごいブーメランだね。耳が痛い。(僕は無職)


そしてGt.のりょうくんもおんなじように働きながらバンドを支えています。二人はよくいっしょにドライブに行くらしい。おまえら彼氏彼女か。

 

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音楽をやる人の側にはよくも悪くも振り切れた人が多いけど、音楽を聴いている人たちの中には何かを振り切れなかった人、もっとちゃんと言うと「ちゃんと踏みとどまった人たち」が多いのではないかと思います。今日いちにちだけで使い切るんじゃなく、続いていく日々のほうをちゃんと大切にしたひとたち。

 

そうやって踏みとどまることで大変な毎日をつないでいく。そういう人たちに寄り添える音楽が今の August Owl の音楽なんじゃないかなー、と思いました。

 


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「 誰も悪くないからね!!!」

 

 

 

 

 

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「Sunday」

 

雨上がりの街には 眩し過ぎる光が積もって
カーテンの隙間から 眠たい目を開けようとするのさ
時計の針の先は あと少しで 右側に傾く
僕は目を逸らすように また瞼を 閉じて思い出した

昨日の夜グラスを片手に あの子はただ素敵な笑顔で
その整った瞳の奥を探る僕は踊らされていた

 

今日は街へ出かけようか 意味の無い一日を埋めてくように
アルコールが抜けてもどこか残る昨日を薄めるように

 

瞳の奥は何も 知らないまま 笑顔でさようなら
きっと僕ら交わしたはずなのさ 本当のさようなら

何となく過ごしていく君も僕も知らない誰かと
この生活はいつか宛てないままどこかに消えてく

だから僕は歌うのだろう 意味の無い一日が消えないように
大それた事じゃなく何気無い毎日を生きていく

 

今日は街へ出かけようか 意味の無い一日を埋めてくように
アルコールが抜けてもどこか残る昨日を薄めるように

 


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あなたが日々のお仕事がんばった会社帰りに、ライブハウスの彼らを見に行ってみたらどうでしょうか??(^ω^)


それでは正太でした!(^ω^)