しょうたさんの歴史 〜最近出会った人へ〜
こんにちは!正太です。
ちょっとずつ寒くなってきましたね。
写真は夏。
最近、路上ライブやダーウィン(現在組んでいるバンド)のライブ会場などで新しく会えるようになった方がちょっとずつ増えてきました。なんだかうれしいです。
なので、そのはじめましての方々に自己紹介を兼ねて。
そしてもう一つは、
今までずっと応援してくれていた方に、この道をここまで一緒に歩いてくれてありがとう、と お礼を言うために。
今一度自分のバンドの歴史を振り返ってみようとおもいます!!!
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【 しょうたさんの歴史 ~4部構成です~ 】
①メトロノーム~key poor diary時代
②パトリオット時代
③ひとり弾き語り期~ひたすらツーマン時代
④ダーウィン
*途中途中で、その当時作った曲の歌詞も添えています
それでは、レッツゴー!
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しょうたさんの歴史①
【 メトロノーム~key poor diary 時代 】
人生でさいしょに精力的にバンド活動をはじめた時です。
バンド編成で曲を作ったのもこの頃からなので
比較的 素直な歌詞やメロディ・曲構成が多いかな。
大学生でした。(あとで中退しちゃうけど)
代表曲:
花火 / メトロノーム
四月の彼女 / key poor diary
*どちらも youtube にMVがあるよ!
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○メトロノーム期に作った「ひとりごと」という歌は、なんでうまく曲ができないんだくそくそクッソーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!(その当時はなぜか良い曲ができないなんて人間としてダメ!くらいに思ってた)という悩みを、誰にも相談できなくてそのまんま歌詞にしました。素直だ。
歌詞の舞台の《駅のホーム》とは「九産大前駅」という実際に当時よく利用していた駅のホームです。
僕の歌にはよく電車や駅が登場します。好きなのかな?
* 写真は福岡の香椎駅前。
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話せない 話さない そんなことばかり
誰かと比べて まだ大丈夫、と
夕暮れ間近の駅のホームで
人混みまぎれて 何かを待つ
口から離れる一歩手前で
僕は今日も踏み出せずにいる
,
全部話してしまおうか 全部伝えてしまおうか
きっと分からないけど 伝えられないけど
いっそ黙ってしまおうか
全部隠してしまおうか
それでも それでも、
ねえ
「ひとりごと」
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メトロノームは、高校の頃出会った友達と先輩と組んだので、たのしかったですね。青春!!って感じでたくさんバンド活動を楽しんだな〜〜〜。
グッズ作ったり。
キャナルシティ出たり。
ワンマンライブしたりしました。
○ワンマンにてバンド名をkey poor diary (以降:キープア)に改名した後も、中身自体は特別変わることもなくライブをして曲を作ってーをしてました。(メトロノームっていう名前がいろいろ都合悪かっただけなのでね)
この時期の代表曲「四月の彼女」は、メトロノーム時代から引き継いだ曲です。ホントにマジでこの歌は何度歌ったかもうわかんない。桜が咲いたらお別れね、の歌です。いっぱい歌ったし何回も助けられました。
MV「四月の彼女」
キープア時代に印象に残ったのは「7/7(ななぶんのなな)」。初披露はたしか九州産業大学の学祭でお披露目した気がします。
*このときAugust Owlも出てた!
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今夜は星が見えるから
電話をかけてもいいかな
同じものを少しでも見たいと思っていいかな
あなたの声は少しだけ
電話じゃ低く響くこと
こっちに来てから気づいたの
聞こえると嬉しくて
,
ずっと傍にいたのに 知らなかったあなたばかり
こんなにあるなんて
また傍にいられる 次の時までの光
もう一度 あなたに近づくの
「7/7(ななぶんのなな)」
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お客さんから「恋人と遠距離恋愛になるんです」と相談を受けて じゃあこれから二人が離れても頑張れるようにと作った初のフィクションの詞でもあります。(それまではほとんど自分の実話しか歌詞にできなかったから)
そしてキープアの最後、解散までもう時間も残り少ない時に、当時のメンバー(新しく入ったベースのじんちゃんと)でアレンジをし直した曲でもあります。
ええ奴やったなあー。
○キープアの途中で初期メンバーが脱退したころくらいから、聴いてくれている人に応えたい/でも今の自分が他人に対して何をしてあげられるのか分からない を、内心よく行ったり来たりするようになりました。
明るく頑張れる日もあれば暗くなってしんみりとしたライブの日もあって。当時応援してくれていた方にはよく心配をかけてしまいました。あの時は本当にありがとう。
そんな中でもせめてこの曲だけは、と毎回気持ちを奮い立たせて歌おうとしていたのが「tempest」。
好きな人が一人で泣いているのを助けにいこうとする歌です。ただDメロの歌詞はいつも自分自身に言い聞かせていました。
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雨が降る街 静けさの中
まばたきの後 にじんだ世界
君が来るまで眠ってたんだ
景色と音で目が覚めた
知らない傷が痛むとして
それでも隣にいる意味を
,
君を救う嵐になろう
一人ぼっちで泣いてた過去を
吹き飛ばすような風を起こそう
大丈夫 すぐ傍に行くから
ーーーーーー
(Dメロ)
今 君は強い風の中 最後まで足を止めないまま
ただ前だけを見つめてた
その先を
「tempest」
○それと、この当時すごくあったのが「自分はどうせいずれ駄目になるだろう」っていう考え方。まあとにかく自信がなかったんですね。だから好きな人に対して作った歌もいつかお別れしてしまうことをふまえた歌がすごく多かったです。
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いつかは僕のこと 忘れていいよ
明日のデートは楽しみにしてるけど
それでも僕のこと 忘れていいよ
いつかそんな日が来たとしたら
「昼下がり」
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穏やかに日々は過ぎていった
ゆるやかに僕を殺してった
たおやかに揺れる花のような
君の影が消える
「vista」
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○あとツイッターの告知に取り憑かれてました。ちゃんと、、、ちゃんと告知をしなきゃ、、ヒィ、、、!!みたいになってましたマジで。もーほんと こうやらないと駄目!!絶対!!みたいな思い込みがちっちゃいころからつよいな僕は、、、
しかもその割には でもSNSってなんだか胡散臭くね??とも思ってたから、自分の思ったことを吐き出してはすぐに消したりしてました。忙しいね。
「コールドスリープ」は そんな Twitterについての歌。
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只今西暦××××年
遠い未来のおはなしです
思い思いに想いをつらねて
噓偽りを排除します
「愛してる?」「僕も愛してる」
それなら息の根を止めようか
いつまでも、なんて信じてる
その馬鹿げたセリフをやめて
,
この想いの期限は千年間
今 心だけここに置いていく
次目覚めた時には三分半して
すぐにできるような
レトルト感情
「コールドスリープ」
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○それでもたまに明るい方へ行くこともしてみたんですよね。自信がないなりに、分かる範囲で人に優しくしてみたり、人を思いっきり好きになろうとしてみたり。他人に期待してみようとか、頼ってみようとか。ただ加減が下手だったなー。
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あなたを忘れない そんな想いを込めて
今 この花を渡そう
” 私を忘れても変わらないままの
やさしいあなたでいてね ”
「flower」
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○そしてついに限界がきまして。
体と心をすり減らして、キープアを解散することになりました。この時あまり上手に解散理由を人に説明できる自信がなく、「昼下がり」という元々あった曲の歌詞やコードを変えて(思っていることがせめて今ライブ会場にいる人だけにでもどうか伝わってたらいいな…)とひそかに願いながら残りのライブで毎回歌っていました。
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これから僕は遠くへ行くよ
誰かのためじゃない
ちゃんと僕が決めたことだから
「昼下がり」リアレンジver.
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○そして決まっていたライブを全て終えて。
メンバーと一緒に上京して借りて住んでいた部屋を出る時にできた歌は、「knew」と「朝焼けの街」という歌でした。
泣きながらつくったな。
~【 パトリオット時代 】へつづく!~