■
ずっと歌のことしかしてないから、ライブすることと普段生きてることとが前以上に直結してきた。
昔はやっぱなんかある程度、よし!やるぞ!って切り替えがないとライブ怖かったんだけど今は あー…今日は何話そかな…みたいなまんまでステージ上がる緩やかさができた。多分いっぺん自分がクソだ(最近口悪いね)というとこまで落ちたからもう背伸びしなくなったからなんかな。自分に期待しすぎないかんじ。
そこそこでも伝えられたら充分、なんとなく聴いてもらえてるだけで、そこに居てくれてるだけで充分。
自分と同じ大きさの全力で届くのかどうかとか、好きになってもらえるかとか、誰かの役に立てるのかとか。全部わかるけどもう、とりあえず自分を渡すための通路があるだけで充分恵まれてたわ、ってやっとなった。
期待しすぎてたのはわかって欲しがりだったから。
でもその頃の自分を思い出したら思い出したで、ああ 頑張ってたんだなあ とも思う。